こちら私の遺言書。

愛すべきオタクたちへここに遺言を残す。

2019.1〜4月観劇記録

 

 

今日のお題:1〜4月観劇舞台感想

 

サクサクいきましょう。

 

 

 

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あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~

演出☆☆☆☆

演者☆☆

運営 ☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️

 

神話を紡ぐアイドルたちの軌跡

 

人気シリーズのエクストラ・ステージとしての第2弾。

公演前からマーベラスマーベラスなスケジューリングにより数々の事件が繰り広げられていたMoMですが、公演内容自体は過去一番の出来だったそうです。そうです、というのも私は過去のものをそんなにしっかり観たことがないため判断ができないわけなのですが。

山崎大輝さん演じるピンクのショタコン、お師さんと、猪野広樹さん演じるお師さん大好き心が病んでるみかちのユニットValkyrieのパフォーマンスは圧巻。Valkyrieのモチーフはその名の通りわかりやすく北欧神話の神ワルキューレだと思うのですが、これは近代解釈だと「死せる英雄を選ぶ者」ということらしくユニットイメージにぴったりな小洒落たネーミングをしたものだなぁと思いました。ワルキューレ(またはバルキリー)は「戦乙女」の通称でもあるそうですが、どちらでも当てはまりそうっちゃ当てはまりそう。まぁこの辺は私より詳しい人がわんさかいると思いますし舞台の内容に戻りましょう。

今回初の2代目キャストとしてfineと紅月が舞台にたった訳ですが、私からしてみればシリーズものの2.5でキャスト変更なんて別に珍しくもないし何をそんなに騒ぎ立ててるのかが割と今でも謎な気持ちなんですが、あまり大きな声で言えないものの確かに観てて悲しくなる力量の役者がいたのは事実なのでなんとも言えない感じです。いや、うちの推しの話ではないのですが本当に。推しは頑張ってた。降りたけど。

この舞台の何がもったいないか少し考えたんですけど、原作自体にはそれこそ神話モチーフにしたキャラ作りやキャラクター同士の繊細な人間関係が織り成されているのに、舞台にそれをあまり感じないことな気がします。キャラクターが動いてて、ライブして、ファンサしてくれる!に留めてしまっている気がしてなんだかもったいないような。何がいけないって訳でもないんですが…ストーリー構成も演者の力量もジャンルの大きさの割には未成熟な部分が多いのかも? valkyrieを非常に魅力的に感じたのは、その二点がそのユニットにだけ備わっていたからな気がします。

マーベラスマーベラスな企てにより地方公演がガラガラだったり、キャストが1人倒れた際は君沢さんとかいうプロを突然キャスティングしたり(そのキャスティング力、はじめから活かしてくれ)、その途端もう1人倒れて公演中止になったり、最後の最後でクソのようななめてる挨拶があったりと2019年最初にして最大のドタバタジャンゴ舞台であったと言えるでしょう。

ちなみに全く関係ないですが、私もこの公演途中に倒れ入院し人生を考えることができました!!本当にありがとうございました!!!!

なんか凄い楽しくなかった人の感想みたいになってますが、個人的には公演自体は楽しかったです。以上。

 

 

 

 

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『最果てリストランテ

 

演出☆☆☆

演者☆☆☆

運営 ☆☆☆

 

オムニバス形式で人々の人生を辿る

 

朗読劇です。

最近朗読劇に隣国のアイドルさんを出すのがなんだか流行りぽいのですが、ここにもいました。朗読劇ってやっぱ集客が難しいし、その辺の問題なんでしょうかね。外国の方と思うと、朗読劇をやるには動きがない分難しいと思うし普通にすごいなーと思いますね。

話の主軸は天国に旅立つ人が現世と今世の間にあるレストランで最後の晩餐をとりながら人生を振り返るみたいな心温まる内容でした。個人的にはネコの話が好き。

ちなみに私は最後の晩餐にはウニ丼を食べたいです。

 

 

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舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』

 

演出☆☆☆☆☆

演者☆☆☆☆

運営 ☆☆☆

 

俺たちがガンダムだ!

 

俺たちの青春、ガンダム00が舞台になりました。

 

手に汗握る展開!原作とは違うストーリー!大胆なモビルスーツの演出!!赤澤燈さんの演技力炸裂!!半年前にはスマボックリの呪いにかけられていた人と同一人物だとは思えません。

ロックオンがイケメンすぎて世界を抱いてる!!全世界の女が狙い撃たれました。ゼンダンメイチュウ!

そしてうるさいぞグラハム!いいぞグラハム!!もっとやれグラハム!!

あえて言わせてもらおう、傑作であると。

 

 

 

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舞台『文豪とアルケミスト』 〜余計者の挽歌〜

 

演出☆☆☆☆☆

演者☆☆☆☆☆

運営 ☆☆☆☆☆

 

これは恋にも似た物語である

 

文学、文豪というと少しばかり気難しく感じるものですよね。しかしこちらは非常に明朗快活、しかしどことなく哀愁を感じるそんな舞台となっています。

原作にストーリーがないため、一歩間違えれば間違いなく虚無舞台案件であったと思われるものが、精緻につくられた舞台ビジュアル、経験豊富な役者陣、それを無駄遣いしない演出力により非常に面白いものに仕上がっていて個人的に今季一位の舞台でした。

この舞台には終始「緊張感」がない。しかしそれが逆に細部をより鮮明に我々に印象づけてくるのです。キャラクターの一挙一動全てがちゃんと生きていて、それが我々にあたかも彼らの日常をみているかのように錯覚させる。すると不思議なことに、原作にあまり興味がなかった私にも気がついたら彼らへの愛着が生まれていました。そして今では脳内でオダサクと同棲することで心の平穏を得るまでになりました。

主人公の太宰くん(平野良)さんは原作で「文学は弱い人間に寄り添うためのものだ」と言っていて、この舞台では死を選ぼうとする大好きな芥川先生に「人は誰かを傷つけて生きている。それでも、生きていていいんだ。だから、僕と一緒に生きてください」とラブコールを送るんですよ。

太宰と芥川は同じ時代に活躍をした人でないからこそ、感慨深く。太宰くんは芥川先生の文字に「寄り添われて」生きてきたんでしょうね。だからこそ今度は芥川先生に自身が寄り添い共に生きたいと。

見終わった後何か大きな感動を得るわけではないけれど、なんだか心に少しばかりの余韻を感じ、本を読みたくなる。

そんな最高の舞台でした。

 

尾崎一門出して続編してくれ!

 

 

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私のホストちゃん THE PREMIUM

 

演出☆☆☆

演者☆☆

運営 💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩

 

いい加減にしろ

 

いい加減にしろ!!!!オイ!!!!

来年はライブだそうですね。より多くの犠牲者が出ることを今回も祈ってます!!やーいお前の推しホストー!!!

ライブってみんな、ドリライ的なやつ想像してるだろうけど絶対違うから。地下ドルとかV系バンド連れてくるとかだから絶対。絶対そう。オサムだもん。個人的にソニーあたりから謎アーティストたくさん連れてくるんじゃないかと予想してます。

 

 

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アニメ座

 

演出☆

演者☆☆☆

運営 ?????

 

何が起きてたんだ?

 

何が起きてるのかよくわからなかった。わかった人教えてください。一つ言えるのは2.5のオタク集めといて、芸人の面白半分のコスプレみせつけるのは、そもそも論として相性が悪い企画なのでは?あと公演中にロビーの椅子でスタッフが差し入れの煎餅食ってた。シブゲキを実家にすな。

 

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舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝-
 

演出☆☆☆

演者☆☆

運営 ☆☆☆

 

変身。

 

原作途中挫折勢。

振り回した旗からメロンの切れ端が飛び出るシーンがすげー勢いあって良かったです。…飛び出てたよね?私の幻覚とかじゃないよね?

個人的にシルエットと声で誰が誰だかわからん役者が多かったので誰が誰だかわからんまま終わってしまいました。

あと殺陣が遅い!殺陣師寝てたのかな!?と思ったんですけど、テレビの殺陣だとあのくらいわかりやすいのがデフォって感じらしいんですよねー。私は西田演出系の殺陣が好きなので少し物足りなかったんですけど、ヒーローショーって言わてみるとたしかに面白いのかもって感じでした。劇場でみた特撮おじさんめっちゃ楽しそうだったし。

 

 

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舞台「PHANTOM WORDS」 

 

演出☆☆☆☆

演者☆☆☆☆☆

運営 ☆☆☆

 

西田演出絶好調

 

今季の西田枠。得意の抽象性に富んだ謎の言い回しとわりとしつこいギャグがみれて安心しました。

花村想太さんの芝居が、好きなんだわなぁ。役者さんというよりはアーティストな彼なんですが、芝居にパワーがあって見てて楽しい。

でもお願いだから上演時間は二時間半に収めてほしいよ。

 

 

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ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景 篇

 

演出☆☆☆☆☆

演者☆☆☆

運営 ☆☆☆

 

宵闇の町で

 

個人的に薄桜鬼シリーズの観劇は久々でした。志譚として名作風間篇を再演した今回ですが、風間千景の解釈がどうしても解せず残念。うーん!?あんなに風間千景は柄が悪くない気がする。高慢な態度なキャラではあるけれど、同時に誰より上品なキャラだったような……。俺様キャラの方向性の取り違えというか。まぁ、特段私は風間千景に造詣が深いわけではないのですが。

そのせいでラスト風間が千鶴に「これは俺とお前が他人でない証だ」とキスするシーンをみて「千鶴がかわいそうだ。おまわりさーん!」と言いたくなる結果に。

全体的な構成が本当に素晴らしいばかりにこれだけが本当に残念……。

新振付みたいなのは私は好きでしたよ!

ちなみに一番好きなシーンは、さのさんと不知火の最後のところです。種族を超えた男同士の友情って感じがする。

 

 

 

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命のバトン

 

演出☆☆

演者☆☆☆

運営 ☆

 

看取り師とは?

 

簡単に言うと映画の宣伝?プロモーション?の一部みたいな感じの朗読劇だったんですよね。テーマ自体は凄い良かったんですけど、抽選特典会をつけるなど物販のうり方がえげつないという。売り上げの何パーセントかを慈善団体に寄付するとかなんかそういうアレつけたほうがよかったんじゃないかな!?あのかなり良いテーマで謎の金稼ぎ商法されるとちょっと怖いな!?!?

 

 

 

あとは毎年恒例歴タメライブを観たんですけど、ふつうに舞台ではないので割愛しました。

とまぁこんな感じで、ここ4ヶ月の舞台まとめを終わりたいと思います。

来季も頑張っていってみよー!!!

 

 

オワオワリです。